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2018年のセミナーと活動

​​演題 2:「聞こえのわるくなる病気~お子さんからお年寄りまで~」
日本の耳鼻咽喉科専門医、がん治療認定医、厚生労働省認定 補聴器適合判定医・音声言語機能等判定医などの資格を持つ講演者による講演。 聞こえの異常で受診されるかたは、お子さんからお年寄りまで幅広い。症状もよく話を伺うと、耳鳴り、難聴、つまる、痛み、違和感など耳だけでも様々である。産まれた時から難聴が起こっている病気もある一方で、聴力というものは死の直前まで残っているという話もある。高齢化社会のなかで、今や難聴は最も多くみられる症状の一つであり、目が見えにくいのと同様に聞こえにくいというのは非常に生活の質に関わる。さらに近年は難聴が認知機能低下のリスク要因であることが注目されている。今回はそれらを1つ1つわかりやすく説明し、さらに普段の生活での気を付けるポイントなどを話す。

2018年2月24日(土)第10回 長距離及び在米介護者、その予備軍のための無料日本語セミナー

演題:睡眠負債とその対応策
西野精治 MD, スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SCN ラボ)所長(「スタンフォード式最高の睡眠」の著者)による特別講演。 睡眠は単なる休息だけではなく、ホルモン・自律神経のバランス調整、記憶の定着・消去、免疫の反応の強化、老廃物の除去など様々な重要な生理機能に関与していることや簡単に返済できないことが判明した。“睡眠負債”の返済には、充分な睡眠を取ることが一番だが、 忙しい現在人は、 睡眠時間を削ることを余儀なくされることも多い。今回“睡眠負債”の概念を説明し、限られた時間内で睡眠の質をあげることにより“睡眠負債”への対応策を紹介する。


​​2018年1月27日(土)第9回 長距離及び在米介護者、その予備軍のための無料日本語セミナー

演題 1:オバマケアとトランプ政権、日本の社会保障政策と介護保険制度
<講演概要> 医師免許と公衆衛生学修士号を持ち、保健医療制度作りに携わる厚生労働省の技術系行政官(医官)による講演。 今回の講演でオバマケアの目的、トランプ政権が目下議論している事は何なのか?日本の社会保障政策の現状とその方向性について、介護保険制度を中心にわかり易く説明。オバマケアを受けている、日本に老いた親がいる、または将来日本で老後を考えている方々に役立つ情報。

​​​​2018 6月16日(土)第11回 長距離及び在米介護者、その予備軍のための無料日本語セミナー

演題:食習慣・運動習慣を見直して健康寿命を延ばそう
糖尿病専門医,内分泌代謝科専門医,総合内科専門医によるプレゼンテーション。日本人を含むアジア系人種は欧米人より,血糖値を低下させる作用を持つインスリン分泌能が低く,糖尿病を発症しやすいと言われています。さらに,近年の食生活の欧米化や運動不足に伴い,アジアでの糖尿病患者数は増加しています。糖尿病に罹患すると,様々な血管障害(脳梗塞・心筋梗塞など)を発症しやすく,糖尿病を持たない方と比較して健康寿命(健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間)は6〜7年短いと報告されています。糖尿病の発症を予防し,糖尿病をお持ちの方は合併症の発症・進展を阻止して,日常生活の質を維持し,健康寿命を延ばすことが重要です。そのためにできる食事療法・運動療法のポイントについてお話しします。

演題:日本とアメリカのリハビリテーションの違い
 日本で18年のリハビリ専門医の経験を持ちアメリカで28年間経験のあるリハビリ専門医のプレゼンテーション。 日本とアメリカのリハビリテーションの違いを歴史と制度の違いやリハビリの仕方に差があることをわかりやすく説明します。両国とも細分化したリハビリ医が多いので、患者は病気にあったリハビリ医の見つけ方が大切です。その方法やアメリカで介護される方が受けるリハビリの説明及び介護者に役に立つ情報を提供します。

2018年9月6日(土)第12回 長距離及び在米介護者、その予備軍のための無料日本語セミナー

演題 :老年期の嚥下障害について

ベイエリアで成人の言語、嚥下障害の臨床にかかわり、現在は短期療養型リハビリ中心のナーシングホームに勤務している言語聴覚療法士による講演。脳卒中のように原因と発症時の明らかな嚥下障害もありますが、いつの間にか誤嚥が起きるようになり、それが原因で肺炎を起こして入院するまで、食事中の咳が嚥下障害から来ていたことを知らなかった患者さんも少なくありません。癌や重度認知症による嚥下障害もあります。嚥下障害の重症度によっては、経管栄養を勧められる場合もあります。嚥下機能の概要、嚥下障害の種類、対処の仕方、嚥下障害のリハビリについて、患者と家族の治療法を選ぶ権利も含めてお話しします。


演題 :End of Life--救命救急医、集中治療医の視点から
米国で救急科専門医、内科専門医、集中治療科専門医の資格を有し、スタンフォード大学病院の救急(Emergency Department)と集中治療室(Intensive Care Unit)の両方で指導医として勤務するのスタンフォード大学医学部救急科准教授の講演。 ある日突然自分の家族や大切な人が急病や事故でEmergency department (ED) に運ばれたとします。患者ご本人が意思表示をできず、適切な書類もない場合、EDの医師はSurrogate の方に容態の説明と大まかな治療方針に関しての質問をします。その時にあまり聞きなれないFull Code, Do Not Resuscitate (DNR), Do Not Intubate (DNI),Do Not Escalate (DNE) などの単語が出てくるかもしれません。また集中治療室(ICU)の入院が決まったとし、様々な治療を試みたにも関わらず残念ながら回復の見込みが小さい場合、集中治療医とEnd of Lifeのディスカッションをすることになります。このトークはそのような状況になる前にどんな準備が出来るのか、いざそうなった時にEDやICUでどんなディスカッションがなされるのかを分かりやすく説明します。


7月27日、8月1日、9月29日 第13回 長距離及び在米介護者、その予備軍のための無料日本語ユマニチュード上映会

介護でお困りではありませんか? このユマニチュード技法は日本に紹介されて効果をあげています。

2019年にも上映会を致しますので、介護されている方のストレスが減ったり、ナーシングホームを選ぶ時にも役立つ内容と思います。


11月17日 第14回 特別講演:ユマニチュード発案者による講演とワークショップ (英語     日本語の通訳付き)講演者:イヴ・ジネスト (ユマニチュードの考案者、京都大学特任教授)と日本にユマニチュードを紹介した本田美和子(国立病院機構東京医療センター総合内科医長)

ユマニチュードはフランスで生まれた「私はあなたを大切に思っています」というメッシージを認知症の方に伝えながら介護をするケア技法で、40年以上の臨床の積み重ねがある技術です。フランス、イタリア、ドイツ、スイスなど欧州各国のほかに、カナダ、日本、米国、タイなどでも教育が始まっています。日本では2012年より導入が始まり、介護専門職、看護師、家族を介護している方々への研修が行われていて、これまで約5000人の方々がトレーニングを受けています。NHKの認知症キャンペーンや、クローズアップ現代、NHKスペシャルでの特集も放送されました。

認知症になると情報を理解したり判断したりするのが困難になり、介護者と認知症の方とのコニュニケーションや交流がうまくいかず、介護はだんだん難しくなってきます。認知症の方も介護者の方の行動や言うことが理解できず困っておられます。この講演とワークショップではユマニチュードの人とは何か、また介護者とは何かという基本の考え方の説明と知覚と感情そして言葉を包括的に使い認知症の方とのコニュニケーションをする技術を紹介します。